黄昏の刻



明け方の月 半円を描いてる
見上げた空は まだ暗くて
吹き抜ける風 想いを運んで
宙に浮かぶ オルゴールは唄を歌う

嗚呼 わたしの視界は乱反射
揺蕩うときに 身を任せ
行き着く先も 知らぬまま
ぼやけた世界で 何を想うの

夕暮れの空 街を照らして
黄昏の刻 小鳥は羽広げ
見下ろす海は 赤赤と光る
地上で笑う羊は何を見てるの

嗚呼 わたしの視界は乱反射
揺蕩うときに 身を任せ
行き着く先も 知らぬまま
汚れた世界に涙を流す

白がかる日は 焼けるように眩しい
日々を照らして 姿隠す
滲んだ境界は 僕らの影を映し
頭上で歌う小鳥は何が見えるの 

どうか気づかないで
まだ知らない闇に

花と鳥は、   詩的な天才。

Fleurs et oiseaux, génie poétique.

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