2024.04.23 05:34月の欠片決められた約束 と与えられた役割どれだけ 夜を駆けても見えない この想い沈んだ 海の匂い と浮かんだ 白色の羽はわたしに 何を見せるの届かない 息苦しくて定められたレール 乗り越えて行った怖くて 震える あなたは いないでも 声は聞こえていますかわたしは ずっと ここに居るのに生きて 泣いて 笑って いってあなたを想う この気持ちは鮮やかな 時のまどろみの夢...
2023.08.12 09:54黄昏の刻明け方の月 半円を描いてる見上げた空は まだ暗くて吹き抜ける風 想いを運んで宙に浮かぶ オルゴールは唄を歌う嗚呼 わたしの視界は乱反射揺蕩うときに 身を任せ行き着く先も 知らぬままぼやけた世界で 何を想うの夕暮れの空 街を照らして黄昏の刻 小鳥は羽広げ見下ろす海は 赤赤と光る地上で笑う羊は何を見てるの嗚呼 わたしの視界は乱反射揺蕩うときに 身を任せ行き着く先...
2023.08.12 09:42心を侵食する怪物嗚呼 あれはわたしなのか血を分けた交配生まれいづる理由が此処にあるのならばゴミだわたしは屑星燃えた方がいいんだなによりも明るくそうして闇夜を照らして掃き溜めで眠りにつく馬鹿みたいだそうしてわたしは思考を停止するそんな生き方しか出来ないこれは罪ですか神様が与えるという試練はわたしの心を刺す流れるのはせめて真っ赤な血であってそうでなければ誰かこの涙を止めて涙を ...
2021.10.14 15:23月が落ちた夜に喜びに濡れる花びらは贈り物だと嘯く哀しい瞳で こちらと代わって頂戴ねっていって怒りに任せた衝動は魂の叫びと楽しげに語る姿は 朧気に消えてく夜の覗く踊り場誰かの落とす大切な日々綴るノート秘密の鍵を壊してくれたら月が落ちたみたいだ 突然の雨に焼かれて痛いよ 痛いよ砂になっていたんだ 追憶の果てに裂かれてみたいよ みたいよ なんて変わる変わる変わる変わる変わる変わ...
2021.10.14 15:17命の灯火あなたを思い描くその笑顔のために歌うと誓う白い煙が宙を舞う孤独な旅路に折れそうになってそれでも藻掻いては 歩む 宛てなくそれを笑われても良いよ 決めたことあなたと生きてゆきたい叶わぬ望みには しないあなたと頬寄せ合う日々紡いで生きるのは わたし孤独な痛みは 行き場がなくて息が苦しいのよ 誰か タスケテそんな言葉だけは 言わない決めたけどあなたはどこにいるのど...
2021.10.14 14:43ナレノハテ嫌いのなかには 好きがあって相反する感情は 共存するものでだから"嫌い"と叫びながら 僕は泣いていたわけでああ 本当に嫌いになれたら どれだけ幸せなんだろうそう思うほど 深い 深い 深い深い溝に ズルリと落ちてゆくようだねっとり絡みつく空気に飲まれどのくらいの時間が経ったのだろう針は半周を描いていて緩やかな時の流れに 再び顔を埋める画面に映る君は ...
2021.01.15 01:51大深海の宛名ここに留まってるんだよここに留まってるんだよ波にさらわれるまで 永久にここで愛されてるんだよここに縛られてるんだよねぇ それでも聞こえる風の音何処にいるのかも 分からず此処で囚われて消えてゆく泡の声が 遠く小さく流れてゆくよ僅かな時間 微かに光る 柔らかな笑顔に堪らなくなって水平に 泳いでく嗚呼目が覚めた朝の空は 綺麗なほどに汚れているよ白く冷たいシーツを染...