大深海の宛名


ここに留まってるんだよ
ここに留まってるんだよ
波にさらわれるまで 永久に

ここで愛されてるんだよ
ここに縛られてるんだよ
ねぇ それでも聞こえる風の音

何処にいるのかも 分からず
此処で囚われて

消えてゆく泡の声が 遠く小さく流れてゆくよ
僅かな時間 微かに光る 柔らかな笑顔に
堪らなくなって水平に 泳いでく
嗚呼

目が覚めた朝の空は 綺麗なほどに汚れているよ
白く冷たいシーツを染めながら
癒えた傷跡なぞり 生きるだけよ

澄み渡る海の下に 死んだ感情はそのままにして
思い出す恋 苦いコーヒーと
残り滓は共に 水に流してしまえ

曲として聞く↓↓↓

花と鳥は、   詩的な天才。

Fleurs et oiseaux, génie poétique.

0コメント

  • 1000 / 1000